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こんにちは。
ファイナンシャルプランナーのmayuken(まゆけん)です。
豆知識のひとつとして、太陽光発電の申込書を記入(入力)するときに気を付けてほしいことをお伝えします。
太陽光発電の申込の流れ
太陽光発電の流れ?
お店に申し込むだけじゃないの?
そうなんです。
太陽光発電の設置は、お店で商品を買ってすぐ使う!というわけにはいかず、手続きがいろいろと必要になるのですが、太陽光発電の契約者(=使用者)の代わりに、申込代行者が太陽光発電を実際に使うまでの手続きをおこなってくれるのです。
その手続きの簡単な流れについては下記をご覧ください。
① 申込者(太陽光発電の所有者)と申込代行者(お店)との契約
② 電力会社へ申込書を提出
③ 電力会社が申込代行者へ書類を発行(系統連系のご案内)
④ 申込代行者がJPEA代行申請センターへ書類を提出
⑤ JPEA代行申請センターが認定通知書を発行
⑥ 認定通知書を電力会社へ提出
⑦ 電力会社が書類を発行
⑧ 申込代行者が申込者へ電力会社からの書類をお渡し
太陽光をつけるのに、こんなやりとりがあるの!?
細かく言えば上記以外にもありますが、おおまかな流れです。
この流れの中で、申込される時に気をつけてほしいことがあります。
太陽光の契約者名はだれ?
太陽光発電の申込をお店でされるとき、申込書のご契約者名を決めておくことをおススメします。
その理由は、申込の流れで説明している①~④に関係します。
① 申込者(太陽光発電の所有者)と申込代行者(お店)との契約
⇒ あらかじめ契約者名が決めておくとお店との契約も時間がかからずにすみます。
② 電力会社へ申込書を提出
⇒ ①で決まった契約を基に申込書を電力会社へ申込代行者が提出しますが、①の段階であやふやなまま申込をすると、変更などによって受付が中断し時間がかかることがあります。
③ 電力会社が申込代行者へ書類を発行(系統連系のご案内)
⇒ ②で提出された申込書を電力会社が受付・審査をし、系統連系のご案内を発行します。
※系統連系のご案内は、接続契約成立の証となっています。
④ 申込代行者がJPEA代行申請センターへ書類を提出
⇒ ③の系統連系のご案内を提出します。
※ 太陽光発電を『固定価格買取制度(FIT)』で売電するためには経済産業省へ事業計画認定申請を出す必要があります。
この手続きに必要となるものが系統連系のご案内です。
※ JPEA代行申請センターは、経済産業省から委託を受けている独立組織で、認定をされるまでには2~3ヶ月ほどかかると言われています。
だれでもいいや…なんて気軽には考えられないってことね。
ご自宅につけるだけ…と思えば、とりあえず…と考えてしまうものなのですが、太陽光発電を設置するということは、「発電所」ができるという事です。(ちょっと大げさですが…)
きちんとした手続きを経て国の機関にも認定される手続きなので決めておいて損はないと思います。
ですが、一度決めた契約者名を変更することはできますので、ご安心を。
変更手続きはまたの機会にお伝えします。
名前の漢字と読み仮名は正確に。
勘違いや間違えが多いお名前
申込には【契約者名】が重要なのです。
お申し込みをする時に、必ず記入(入力)をするものと言えば、契約者の名前です。
自分の名前だから、書き間違えるはずはないはずなんですが、注意してほしいのは、申し込みをしたあと、お店のスタッフにきちんと伝わっているのか?と言うことなんです。
ことばで聞くと同じでも、違う漢字の例
○ わたなべ ⇒ 渡辺、渡邉、渡邊 など
○ さいとう ⇒ 斉藤、斎藤、齋藤、齊藤 など
○ やまさき ⇒ 山崎、山﨑 など
同じ漢字でも、読み方が違う例
○ 中島 ⇒ なかじま、なかしま など
○ 河野 ⇒ かわの、こうの など
読みが同じで似たような漢字の例
○ よしだ ⇒ 吉田(口へんの部首に士)、ヨシ田(口へんの部首に土)
※ 漢字表示ができないのでカナで表示しています。
申込書に記入しているのに、間違えるってことあるの?
そうなんです。
ご自分の名前だと、漢字をあえて簡単に書くこと以外は間違えないはずですよね。
ですが、わざとではなく、思い込みで名前を間違えてしまっていたことはあるそうです。
わざとではなく、思い込みってあるものです。知人や友人に中島(なかじま)さんがいたとします。たまたま、お客さまの個人名を見た時に、漢字で中島と書かれていれば、『中島=なかじま』と気づかないうちに変換されてしまうのです。
しかし、お客様の名前が中島さんは(なかじま)ではなく(なかしま)さんだった…なんてことも。
フリガナも重要!!
フリガナってなくても、漢字があればいいんじゃない?
わざわざ漢字で書いているのに何で必要なのか…はよく耳にすることですが、漢字表記よりも、フリガナが重要な理由があります。
太陽光発電を設置した後、電力会社に電気を売りますよね?
その電気を売ったあと、電力会社から振り込まれる口座情報には必ずフリガナが必要なのです。
銀行口座の通帳をお持ちの方は、通帳を見ていただきたいのですが、外では漢字でのお名前を表記しているかと思いますが、表紙を一枚めくると、お名前のところが【カタカナ表記】になっているのです。
ですから、もし、申込書を漢字のみで記入してフリガナがなかった時はお店の人の思い込みで間違ったフリガナを記入する可能性があるかもしれません。
太陽光発電を設置して、振込日を待っていても、フリガナの違いで、銀行からエラー処理される可能性を防ぐために手続きをする際、名前のところに、漢字とフリガナがあった場合、つい忘れがちになりますが、必ず楷書で漢字を書き、フリガナも忘れずに書きましょう。
名前は見やすく、読みやすく
名前って楷書できちんと書かないといけないって申込書には書いてなかったけど…。
申込書には楷書で書くように指示はないと思いますが、漢字の画数が多かったり、難字であれば、正確な文字が電力会社へ申込書が届いた時に使っている機器にもよりますが、漢字が見えにくいなんてことがあるのです。
例えば、齋藤さんの齋や渡邊さんの邊の文字です。
②.③ 申込代行者が誤字のある書類を提出すれば、それを基に電力会社が国(JPEA代行申請センター)に提出する書類を発行
④ 誤字がある書類(系統連系のご案内)をJPEA代行申請センターに提出
⑤ ④の書類を基に認定通知書を発行(誤字あり)
⑥ ⑤の認定通知書を電力会社へ提出(誤字あり)
⑦ 太陽光発電を使用できる受給するための書類を発行(誤字あり)
⑧ 申込者へ⑦の書類を申込代行者がお渡し(誤字あり)← ここで初めて誤字に気づく!!
ここまでの手続きをして最後の最後で気づいた場合、申込代行者が電話などで変更して!といっても、簡単ではなく、申込代行者がまた正しい文字で申請をし、変更するための手続きをするのです。
また手続するのッ?
そうなんです。
申込者はひたすら待つ…しかないのですが、少しでもスムーズにいくように、基本となる名前は漢字とフリガナはお忘れなく!!