太陽光発電って気になる!?

FPの豆知識
mayuken
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こんにちは。
ファイナンシャルプランナーの
mayuken(まゆけん)です。
今回のお題は「太陽光発電」について。
少し前から目にし、耳にするようになっていませんか?

太陽光とは☀

太陽光とは太陽から出ている光。なじみのある言葉では「日光」とも言いますよね。
この太陽光って、わたし達、人類だけではなく、命あるもの動物や植物にとっては欠かせないもの。日の光を太陽の恵みなんて呼ぶこともありますから。

ただ、この太陽の光。恵みではあるけれど、付き合い方を考えないといけない時もあるのです。
いろいろあるけれど、一番身近に感じることばは「紫外線」ではないでしょうか?
この紫外線、地球上に届く太陽光の一種で波長が短いため、わたし達の目には見えない。
油断しておくと、肌や目、免疫系に悪い影響がでてしまいます。
○顔が赤くなる
○シミやしわが増える→肌の老化
○皮膚がんを引き起こすこともある   …etc.

この紫外線、オゾン層を破壊する原因でもあるようで、数十年前に比べ、オゾン層が薄くなったことで、気温や降水量にも影響を与えてますよね。
だからといって、太陽光の一種である紫外線は悪いものかといえば、そうでもないのです。
わたし達の体内で作ることのできないビタミンDを生成するのに必要なものです。
※過剰摂取はNG→カルシウムの吸収を妨げたり、免疫機能を低下させることも…。
それゆえ、太陽の光とはうまく付き合っていくことが必要なのです。

では太陽の光とうまく付き合っていく…とはどうすればいいのかと言うと…。

太陽光発電について

太陽光とうまく付き合うための太陽光発電とは!?

この太陽の光とうまく付き合っていく方法の一つとして「太陽光発電」があります。耳にすることも多いのではないか…と思います。
太陽の光は、いろいろな影響でほとんど遮断されたり、減衰したりします。そのため、地上に到達するエネルギーは約45%がが熱に変わってしまい、残りの55%が電気や音などに変換されます。

この「太陽光発電」。ことばの通り、太陽光から電気を作る方法。
シリコン半導体などに光が当たると電気が発生する現象を利用して、太陽電池により直接電気に変換する発電方法。日本においても目にすることが増えています。

そういえば…。
新築のお家や空き地だった場所にも見かけるけど、太陽光発電の良さって何かしら?

太陽光発電の特長は?

○ 太陽の光がエネルギーの源。基本的に設置する地域に制限がなく導入しやすいシステム。
○ 屋根や壁などの利用していないスペースに設置できるため、設置する場所を用意する必要がないことも。
○ 送電設備のない農地などの電源として活用することができる。
○ 非常用電源として利用できることもある。

利用していないスペースにも設置できるのね。
だったら、太陽光発電やってみようかしら。

mayuken
mayuken

ちょっと待ってください。
設置がダメってわけではないんですけど、もう少し説明をさせてください。
まだまだ、太陽光発電についてお伝えしていないことがありますから。

太陽光発電のメリットとデメリット

太陽光発電という自然環境をうまく利用した再生可能エネルギーが注目されている今、戸建にお住いの方は、太陽光発電の設置について考えている方もいるのでは?
たしかに電気代が高騰するとメリットがあれば、設置したいと考えるのは当然です。

広告などで目にし飛びつく…ではなく、メリットとデメリットを理解して、自分に合ったシステムを選ぶことが大切です。

メリット

○ 電気を自宅で電気代がお得になる
○ 余った電気を売却できる
○ 停電の時も家電製品が使える
○ 環境に優しい 

デメリット

○ 発電設備の設置する費用が高い
○ 蓄電池など併用が必要になる事もある
○ 天候に影響されやすい
○ 季節や時間帯によって発電量がかわる

やっぱり簡単ではないのね。
電気代はお得になるけど、設置する費用が高いとなると考えてしまうわ。

mayuken
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そうですね。
「太陽光発電」を設置するということは、設備に対する費用がかかります。
どれくらいの費用がかかるのか、平均的な金額を調べてみました。

太陽光発電にかかる費用

【設備に必要なもの】
○ パワーコンディショナー(以下、PCSと言います。)
  PCSは太陽光発電で生み出した直流の電力を交流に変換する装置。
  家庭内で電気を使ったり、電気を売るときに必要なものです。
  ※ 直流…常に一定の方向に流れる ※ 交流…プラスマイナスが周期的にかわり電気の流れもかわる
  金額 ⇒ 1kWあたり 約4万円超、4kW~5.5kWあたり 約30万円から50万円くらい。
  PCSの交換費用は、経済産業省資源エネルギー庁によると22万4000円。

○ 太陽光パネル
  太陽光パネルの価格はいろいろな条件によって変わるようです。
  たとえば…
  ① 設置する場所は?
  ② パネルのメーカーが日本か外国か?
  ③ 1枚の発電出力は?     …etc.
  このような条件によって価格に差はあるけれど、1枚がおよそ7万円~16万円くらい。
  1kWを設置するのに平均で26万円ほど。家庭の発電量が4.0kWとすれば100万円超。

えーーーっ
そんなにするの!!!

mayuken
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そのほかにも屋根や電気の工事費用も加わりますね。

簡単に「つけよー」なんて言えない価格だわ。
本当に太陽光発電するならきちんと考えないと…!!

mayuken
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あっ、お伝えするのを忘れていました。
CO2削減のための設備更新や再エネ導入などに対する補助金制度がある自治体もありそうなので、確認することは必要だと思います。
そのうえ太陽光設備を設置後、電気が余り売電できれば、費用対効果も考えられます。
ちなみに、2023年度の固定価格買取価格は16円/kWh。
詳しくはこちら→ 経済産業省 資源エネルギー庁/買取価格・期間等

太陽光パネルや太陽光発電システムを導入することで、自然エネルギーを利用して節約しながら環境にも配慮した生活を過ごすことができます。
ただ、一度目にしたから…と飛びつくのではなく、この機会にじっくりとご検討することをおススメします。

太陽光発電を設置するときのポイント!

 複数の業者(メーカー)と話をし見積もりを取る。
○ 工事の実績や保証内容に注意する。
○ 自社で工事をする業者と直接契約する。予想外の出来事にも対応してくれる業者を選ぶ。

  (※外注をする業者さんでも、きちんと対応してくれるところもあります)
 契約後もきちんとアフターフォローしてもらえる業者

 参考 ⇒ 「太陽光発電を設置するには!?」

mayuken
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太陽の恵みである「太陽光」
焦らず慌てず十分に考えて、うまく付き合っていきたいですね。