「時間泥棒」してない?

これ聞いて!

時間泥棒って

タイトルにつけた時間泥棒って聞くだけで何だか嫌な感じ!人聞きが悪いッ…と思うかもしれないですね。
私もそう思います。だって、泥棒なんてしないもの!その声が耳に届く気がします。
それに、そもそもこの時間泥棒って何なのよー!って気分を害した方もいるかもしれません。
そう感じた方、素直に謝ります。

ごめんなさい😥

だけど、もう少し私にお付き合いくださいませんか?
私が考える時間泥棒についてお話させてください。
関係ないわ!って思う方も、身近に時間泥棒がいることがわかるかもしれません。

時間泥棒は意外に近くに潜んでいるのかも?

娘

今日休みでしょ!
買い物にみんなで行くから!!

家族や友人間、職場の間でも似たような会話ってないですか?
お仕事で家になかなか居ないけど、今日は休みが一緒だからとか、久しぶりに会えた実家の家族と会えた時、何気なく話すこの会話…。
この会話に時間泥棒になりそうな要素があるんです。
それは何かというと…

父

急に言われても…。
今日休みだから、友人と出かけるって話したのに…

娘さんから言われたお父さんちょっと困り顔😖
どうやら用事があることを伝えていたみたいなのに、娘さんは忘れているのか自分がしたいことを、お父さんに一方的に伝えているようです。
これが私が皆さまに伝えたい時間泥棒なんです。

なぜ時間泥棒なのかというと、
✤娘さんは自分が思った計画を実行する⇒娘さんの計画どおりの時間
✤娘さんにお父さんが合わせて出かける⇒お父さんの計画の時間は捨て娘さんの時間に合わせる

お父さんが考えて決めたとはいえ、その時点で、お父さんの時間はお父さんの時間ではなく、娘さんに合わせた娘さんの時間になってしまっているのです。

だったら、どう言ったらよかったのか…と悩んでしまいますよね?

あなたが伝えたことは、相手の都合をきちんと聞いて伝えてないのかも?

娘

今日休みでしょ!
買い物にみんなで行くから!!

時間泥棒にならないために何気なく伝えることばも、伝える相手の都合はどうなのか?断りにくい伝え方をしていないのか?と、思いついたら直ぐに伝えるのではなく、ひと呼吸おいてまずは相手の都合をたずねてみることが良いと思うのです。

娘さんは久しぶりにお父さんに会えたのかもしれない…、もしかしたら、なかなか買い物に行けず今日はまとめて買い物に行きたかったのかもしれない。いろいろな事情があるのはわかるのです。
でも、娘さんは娘さんの時間の流れがあるのと同じで、お父さんもお父さんの時間の流れがあるのです。

だから、お父さんは前もって娘さんに自分の用事を伝えていたのでしょう…。
それなのに、なんでタイミンク゛悪くいうのか…とお父さんは困惑してしまったはずです。

お父さんは普段からお仕事でなかなか会うことのできないお友だちと数十年ぶりにあうのかもしれないし、お友だちから相談事があったのかもしれない。お父さんはお父さんでいろいろな事業があるけれど、お友だちとの時間も大切だと思う一方、娘さんとの時間も大切にしたいと悩んでしまうのです。

父

急に言われても…。
今日休みだから、友人と出かけるって話したのに…

どうしたものか…

相手の都合が自分に合わなくてもそれは当然のことだと考えてみては?

娘

お父さん、今日お休みでお友だちと会うんだよね?
何時ごろ会うの?

父

時間は決まってないんだけど、お昼ごろから会う予定だよ!
何かあったのかい?

娘

久しぶりにお父さんと一緒に買い物に行けないかなぁと思って。
いろいろ買いたいものがあって…。

こんな風に、まずは相手に都合を聞いてみるのはどうでしょうか?
そうすれば、もともと予定が入っていても調整をして一緒に過ごせるかもしれない…。
でも、もし都合がつかなくて、自分が考えたとおりに行かなかったとしたら、それは都合をつけなかった相手が悪いのか…といえば、そうではないのです。

人はひとりで生きているわけではなく、ひとりでいるように見えても、必ず誰かと接することがあるのです。

だから、娘さんのように…

娘

今日休みでしょ!
買い物にみんなで行くから!!

このように話すのは何もビックリする内容ではないのだけど、ここで気づいてもらいたいことは、娘さんは自分の考えた時間の流れで、買い物に行こうとしているということ。
でも、みんなでといった時に、娘さんの時間の流れに一緒になって流れていくのか、そうではなく、誘われた人が自分の時間の流れで過ごすのか…はひとり一人異なっていいのです。

「時間泥棒」をせずに異なる時間を認めて過ごしていこう!

ひとり一人、生まれてから自分の生涯が閉じるまで、与えられている時間があります。
一方的に、自分の時間の流れに合わせようと「時間泥棒」していては、時間を奪われてしまった人は、ほんの少しでも悔いが残るかもしれない…
そうなると心にわだかまりでき、何かの拍子にそれが爆発するかもしれない。
そういう風にならないように、相手には相手の時間があると認めて自分の時間を楽しむことができればいいですね。

そうは言ってもなかなか思うようにならなくイライラすることがあるかもしれない。
そんな時は優しい気持ちになれるピンク色を近くにおいてみてはいかがですか?

アイキャッチの画像は Unsp lashのJiyeon Parkが撮影した写真 です

HTML